【徒然読書日記】 その33 ひと皿の小説案内

 

ひと皿の小説案内

ひと皿の小説案内

 

言葉で食べ物を楽しむという方法がある。

私が小説の魅力だと感じるものの一つだ。先日も「流」に影響されて豆花(トーファ)を食べに行ったりしたが、写真・イラスト・言葉など想像力で味覚を刺激する作品、言語により音楽を楽しむ作品など物語で魅せるのとは違った形で引き込まれる。

 

そんな楽しみ方をする人々に、さまざまな本の食べ物シーンを集めた本が今回紹介する

「ひと皿の小説案内」。

紹介といっても中身はいろいろな本の抜粋なのですが。この本を読んで再読したくなった本や新しく読みたくなった本がいくつかあります。この本を知ってもらうにはイラストと抜粋策を見てもらうのが早いだろう。

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失われた時を求めてより、マドレーヌと紅茶

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ハイジより、チーズ載せパン

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ロリータより、パイナップルジュースとジンのカクテル

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白鯨より、クラムチャウダー