【徒然読書日記】 その50 チベットの焼身抗議
国家による弾圧、抗議のための死、
政府に回収される遺体と情報隠蔽
これが現代で 現実に起こっている。
行っている。デモは警官と軍部に武力鎮圧され、
日々の監視と不当弾圧を受けた彼らには
個人単位で不服従を示すことで抵抗している。
服従したと見なされれば、より監視と不当な
扱いをうけることを彼らは過去から知っている
のだ。けれどその精一杯の抵抗も時間と共に
抑え込まれてしまう。世界は彼らが不当な扱いを
受けていることは認識していても中国の強大さ
のために口出しできない。
だからといって、なかったことにしては
ならないのだ。一人でも多くの人にこの事実を、
この必死の訴えを知ってもらいたい。
中国と日本、同じ儒教文化の国であっても、
日本では信仰の自由から学園や土地を支配される。
中国では弾圧によって国家指導部のために人権を
踏みにじる。
ここまで違いがでるものかと戦慄した。日本の
平和さに安堵するとともに、これらの悲劇が話題に
あがらない自分たちの無知さに悲しみを覚えた。